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占い師からのご相談
【 占い師からのご相談 】 占い師にとって、「当たる・当たらない」は大切な指標の一つです。 質問に対する占いの結果を伝えて終わるのではなく、その人が望む未来へつながるメッセージを届けることも、同じくらい重要だとわたしは考えています。 今回のご相談者は、同じ占いの仕事をしている方でした。 「わたし、占いを辞めようと思うんです」 その言葉を聞いたとき、わたしの中には、 「続けた方がいい」 という思いが浮かびました。 しかし、ここで大切なのは、わたしの答えを受け入れてもらうことではありません。 なぜ辞めたいと思ったのか。何に悩み、何を苦しいと感じているのか。そして、本当はどのような自分になりたいのか。 その方の中にある答えを、一緒に見つけていくことです。 こうしたご相談では、これまでの経験や、お客様との関わりの中に答えが隠れていることがあります。 そこへ、いきなり外側から答えを置いてしまうと、心にブロックがかかり、本音が見えなくなってしまうこともあります。 わたしにできるのは、話を聴きながら、その悩みやブロックをゆっくりと解きほぐしていくこと。 「うんうん、うんうん」 と耳を傾けながら、いろいろな話をしていく中で、何気ない会話や決まった質問だけでは表に出てこなかった本音が、少しずつ姿を現しました。 そこを見つけたら、あとは急がず、ゆっくりと深く見つめていきます。 最初はネガティブな感情や言葉から始まったお客様も、話を重ねるうちに、自分が積み重ねてきた経験や、本当に大切にしたかった思いに気づいていきました。 言葉や表情には少しずつ自信が戻り、最後には笑顔に。 気持ちが整い、次の一歩が見えたところで、この日のセッションを終えました。 わたしの役目は、お客様の人生を決めることではありません。 お客様の心とつながり、その奥に眠っている本音を一緒に見つけ、お返しすること。 そう考えると、わたしは少し、サンタクロースに似ているのかもしれません。 わたしが届けるのは、もともとお客様の心の中に眠っていた贈り物です。それを一緒に見つけ、メッセージとして手渡しているだけなのかもしれません。 その贈り物を受け取り、どのように使うのかは、お客様自身が決めること。 行動につながる具体的なメッセージをお伝えすることはできます。しかし、実際に行動し、人生を変えていけるのは、ご本人だけです。 「どうなるのか」を待つのではなく、「どうしたいのか」を自分に問いかけ、その答えを一緒に見つけていく。 そして、望む未来へ歩むために、今の自分の行動を少しずつ変えていく。 今回の占いの結果が、すぐに現実へ表れるわけではないかもしれません。 それでも、この日に見つけた本音が次の一歩につながり、数か月先の未来が、今よりもっと輝くものになりますように。
